【美女と野獣】監督自身でばらす作画ミスが面白い。ラストシーンはなんとコピペ?

2020年4月25日

ディズニー作品といえば、多くのファンが作品を何度も見て不意に作画ミスや矛盾に気付いたりするものですが、アニメ版「美女と野獣」の特典映像のオーディオコメンタリーでは、なんと監督(トゥルースデイルとワイズ)自らで作画ミスをばらしています。

しかし、「美女と野獣」に作画ミスが多いのには特に理由があるようです。

調べてみました。

 

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監督自らで作画ミスをばらし、盛り上がる

まずは、ツイッターで話題になった衝撃の場面をご覧ください。

監督のゲーリー・トゥルースデイルとカーク・ワイズがオーディオコメンタリーで盛り上がります。

 

作画ミスはしょうがなかった?

監督自ら作画ミスをネタにするってすごいなぁって思いましたが、それもそのはずで、1991年版『美女と野獣』はとにかく制作スケジュールが切迫していて、

映画の最終バージョンが完成したのは公開の数か月前だったそうです。それもあってか、充分な作画・色指定のチェックができなかったと言われています。

ディズニー第二次黄金期となったこの作品を誕生させる為に、並々ならぬ苦労があった事が伺えます。

 

実は他にも作画ミスがいっぱい?

ベルの持っている本の色が違う

オープニングでいきなり、ベルが本屋に返す本の色がちょこちょこ変わってます。

 

コグスワース(置時計)が転んで飛び散った部品が次の瞬間消える

ガストンは鏡に映るのにベルは映らない?

ガストンのおっかけ3人娘の髪型がちょこちょこ変わったり

 

変身後の王子の姿もディスられる

トゥルースデイル:「王子のデザインには時間をかけたよ」

ワイズ:「空しい努力さ」

 

 

え?ラストシーンは「眠れる森の美女」からコピペ?

なんと、映画のラストシーンで野獣から元に戻った王子とベルがダンスを踊る感動的なシーンですが、

 

なんとこのシーンに至っては『眠れる森の美女』のダンスの作画の使いまわしをしているんだとか。

たしかに制作する時間が終盤ほどなかったとは思いますが、ラストシーンをまんまトレースするのは大胆ですよね。