【アメリカ駐在員向け】米国コロナ対策給付金の受給可否をIRSホームページを使った確認方法

2020年5月2日

アメリカ駐在員の方々がアメリカ政府が給付を決定した支給金( Economic Impact Payment / stimulus payment)の受取ができるかどうかを調査してみました。日本に一時帰国している方々は特に情報が少ないと思いますので、ぜひご活用ください。

 

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<確認方法>

IRS.gov にアクセス

IRSホームページ→ IRS.gov

「Get My Payment」(画面右側)をクリック

 

 

 

authorized use only のメッセージが表示されるので「OK」をクリック

 

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納税者情報を記入する

・Social Security No (9桁の数字、ーを入れない)
・誕生日
・住所(番地、ストリート名のみ City Stateは入力しない)
・Zip Code

を入力し「Continue」をクリック

給付対象かどうかがわかる

もし給付対象であれば、情報が表示されますが、

対象外の場合は「Not Available」が表示されます。

給付金額を決める“所得制限”と“フェーズアウト”

 

給付の対象となる個人には、“所得制限”があります。

個人で申告をする方の場合、年間所得が$75,000/年までの場合には$1,200(満額)が受給できます。年間所得が$75,000/年を超えると$100ごとに$5ずつ受給額が削られる“フェーズアウト”という仕組みが取られます。

フェーズアウトにより、個人で申告の場合、
年間所得が99,000ドルに達すると受給金額はゼロになります

支給金額の計算方法
・年間所得が75,000ドルまで:1,200ドル満額を支給
・年間所得が75,000ドル~99,000ドル:1,200ドル -(所得 - 7.5万ドル)÷100 x 5 が支給
・年間所得が99,000ドル以上:受給金額はゼロ

 

夫婦合算申告(MFJ)の場合、倍の150,000ドルまでは満額(1,200ドル x 2名=2,400ドル)が支給されます。

 

注意点

IRSのサイトにもあるのですが、2019年が初めての確定申告の場合は、権利が確定するのに数か月掛かる可能性があるようです。そのため、2019年から駐在を開始した場合は、時間をおいてから確認したほうが良いかもしれません。

 

 

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